私が初めてマリトッツォを食べたのは、今年4月のこと。
マリトッツォこそ知ってはいたものの、買えるお店が今ほど多くありませんでした。
それから3カ月。
専門店だけでなく、スーパーやコンビニなどでも見かけるように。気軽に買えるようになったのは嬉しい反面、どれを選んだらいいのか正直分からないと思いませんか?そりゃ食べてみるのがいちばん早いけど、シュークリームほど手頃じゃないし、手が出にくいですよね。

…ということで
今回の巡グルメは「マリトッツォ」
スーパー・コンビニを巡って見つけた全8種類をご紹介します。簡単にではありますが、それぞれの特徴を書きましたので、マリトッツォ選びの参考になればうれしいです。
ひと目で分かる マリトッツォ チャート表

ザックリとした構成が分かる図だよ。
気になるものがあれば、目次からジャンプ!
スーパーで買えるマリトッツォ
今回はイオンで購入しました。価格は税抜き表示です。
マリトッツォ オレンジピール入り(ヤマザキ)
ヤマザキから発売されたマリトッツォの第2弾。第1弾の発売から、まもなくして登場したことから力を注いでいるのが分かります。第1弾は見かけたものの購入に至らなかったため、味に関する比較はできないのですが、第1弾を経て、見た目の点で改善されたのは3カ所。1つ目は菓子系からブリオッシュに生地が変わったこと。2つ目はクリームの量が増えたこと。3つ目は崩れ防止の透明フィルムがついたこと。
黄味がかった生地はブリオッシュそのもの。ふわふわ系のホイップは甘さ控えめ。なにより驚いたのがオレンジピールの存在感。8種類のうちダントツです。細かいダイス状になっているので食感もあり、ほろ苦さも感じられます。
価格は200円以下と手頃で、イオン他スーパーでも目撃したことがあるので比較的入手もしやすそうです。どれを買おうか悩んだとき、これを選んでおけば間違いないんじゃないかなと個人的には思います。
菓子系orブリオッシュ | ブリオッシュ |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★ |
手頃さ | ★★★★★ (158yen) |
入手しやすさ | ★★★★★ |

★5つが最高点だよ。
マリトッツォ クリームチーズ(ヤマザキ)
同じくヤマザキから。水色を基調とした涼しげなパッケージのこちらは「チーズクリーム」味。ブリオッシュ生地にチーズクリームをホイップに合わせたものがサンドされています。
想像よりも、クリームチーズが濃厚で食べ応えバツグン。でも、口当たりはふわっと軽くて、さっぱりとしているので、暑い日にこそ、もってこいのマリトッツォ。
1個目のマリトッツォのように、アクセントがない分、マーガリンの味が目立つ気もするけど許容範囲内。相変わらずクオリティが素晴らしいです、ヤマザキさん!
8/1~順次全国発売されるとのことで、これから姿を見る機会が増えるのかなと思います。
見かけた際はぜひチェック。
菓子系orブリオッシュ | ブリオッシュ |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★ |
手頃さ | ★★★★★(98yen) |
入手しやすさ | ★★ |
ケーキ屋さんのマリトッツォ(ドンレミー)
「ケーキ屋さんの」と言うだけあって、洋菓子のようなマリトッツォ。こちらはスフレ生地にホイップとオレンジムースがサンドされたものです。スフレ生地と聞くと、ふわふわ食感を想像するけど、それでいくとブッセに近い食感。
クリームの量は多めだけど、甘さ控えめで食べやすく、ほんのり甘いオレンジ風味のカスタードムースとも相性ばっちり。「これぞ」って感じのマリトッツォではないので、マリトッツォデビュー戦済みの人にオススメです。
菓子系orブリオッシュ | ブリオッシュ寄り |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★ |
手頃さ | ★★★★(210yen) |
入手しやすさ | ★★★ |
クリームたっぷりマリトッツォ(ベビーマジック)
その名を裏切らない「クリームたっぷり」が売りのマリトッツォ。見た目の迫力はピカイチ。そのうえ、練乳入り生クリームとなると思わず身構えてしまったのですが、そこまで重たさはありません。
オレンジピールは入っておらず、味はどことなくセブンと似た印象を受けます。異なる点といえば、こちらのほうがパンに若干のパサつきを感じることでしょうか。でも、スーパーで売られているマリトッツォの中では、第一印象と頬張る瞬間の多幸感はNo.1です。
菓子系orブリオッシュ | 菓子系 |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★★ |
手頃さ | ★★★(298yen) |
入手しやすさ | ★★★ |
マリトッツォ(カルディ)
1カ月ほど前にカルディのマリトッツォを食べたことを思い出して、改めてご紹介。他のマリトッツォとの大きな違いは「冷凍食品」ということ。それゆえのデメリットもあるけど、日持ちするのが、いちばんのメリットだなと思います。でも何より入手しにくいのが玉にキズ。
(詳しくは過去記事をご覧ください!)
菓子系orブリオッシュ | 菓子系 |
クリームの量 | ★★ |
甘さ | ★★ |
手頃さ | ★★★(270yen) |
入手しやすさ | ★ |
コンビニで買えるマリトッツォ
続いて、コンビニで買えるマリトッツォの紹介です。こちらは税込み価格での表示です。
クリームシフォン マリトッツォ風(ファミマ)
正確には「シフォン」だけど、菓子パン生地とは異なる甘さ&オレンジピール入りということから「ブリオッシュ寄り」としました。そもそも「マリトッツォ風」なので、候補に入れようか一瞬迷ったけど、これは謙虚なネーミングの隠れマリトッツォ。
見た目こそ一般的な形じゃないし、ボリュームもないように見えるけど、生地とクリームが合わさったときの食感はマリトッツォを思わせます。価格も200円以下と、マリトッツォにしては手頃なのも◎
菓子系orブリオッシュ | ブリオッシュ寄り |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★★ |
手頃さ | ★★★★(198yen) |
入手しやすさ | ★★★ |
マリトッツォ(セブン)
ネットニュースで、よく話題になっていたセブンのマリトッツォ。ようやく大阪にも届きました。他のマリトッツォとの違いはホイップ&カスタードという点。ホイップは少しコクがあって食べ応えを感じる分、カスタードが頼りない印象でした。
総じてこちらはマリトッツォというよりクリームパン。クリームがたくさん入ったパンが食べたい、もしくはオレンジピール無しが食べたい人向きかなと思います。
菓子系orブリオッシュ | 菓子 |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★★★ |
手頃さ | ★★★(289yen) |
入手しやすさ | ★★★ |
マリトッツォ チョコ入りホイップ(ローソン100)
ローソン100限定のマリトッツォ。今回唯一のチョコホイップです。パン生地はTHE菓子パンって雰囲気がぷんぷん。
なのに、パンのパサつきは全くなくて、想像してた倍は美味しい。お値段108円と手ごろで、食べ応えもあるけど「美味しいチョコホイップパン」の域からは抜けない印象。ただ「丸パンにクリームを挟んだもの」という基本は抑えてると思うので、気分は十分に味わえます。あとは食べてみたいけど、普通のホイップが苦手な人にもオススメ。
菓子系orブリオッシュ | 菓子系 |
クリームの量 | ★★★★ |
甘さ | ★★★★★ |
手頃さ | ★★★★★(108yen) |
入手しやすさ | ★★★ |
まとめ
今回は、スーパーやコンビニで買えるマリトッツォの食べ比べをしてみました。本場に寄せようとしているものもあれば「パンにクリームたくさん挟んだったらええねん」と言わんばかりの力技もあって、なかなか面白かったです。ちなみに私の推しマリトッツォは「ヤマザキ」と「ファミマ」手に取りやすい価格帯で、視点は違えどマリトッツォのポイントを押さえた2つだなと思いました。
皆さんもぜひ、好みのマリトッツォを見つけてみてください!
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