今年もやって来たぞー!
毎年楽しみにしている「きっと見つかる、私のシュトーレン」(うめだ阪急催事)での購入品をご紹介します。1本ものを買おうかとも思ったのですが、会場を見て回っているうちに、あれこれ食べたくなってしまい、結局カットタイプを購入しました。
関西圏のほか、はるばる信州や九州から来たシュトーレンもあります。ぜひ最後までご覧ください!
購入品紹介
去年同様にカットタイプのものを5種類購入しました。
シュトレン/パティスリーアクイユ(大阪)
「バターたっぷりのシュトーレン」のコーナーで見かけたアクイユのシュトーレン。なんと焼く前と焼いたあとの2回、バターを染み込ませてるとのこと。これは幸せな味がしそうだと思い選びました。
フォークを入れたときの感覚はホロッなのに、口に入れるとサクッと音がする。「バターたっぷり」については、もっとこうバターの風味を前面に出してくるかと思いきや、意外にも縁の下の力持ちタイプ。全体を支えるように、じんわりと主張するような感じ。そこに洋酒のような独特の風味(おそらく香辛料)が加わって、ほかにありそうでない味わいが広がります。
ドライフルーツが多めだと嬉しいタイプなので、どこを食べてもレーズンやクランベリーなどに遭遇できるのも嬉しかったです。
【住所】〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1丁目17−18−102
【営業時間】水〜月 10:00−19:00
【定休日】火・不定休
【通販】コチラ から注文可(フルサイズのみ)
【SNS】Instagram
抹茶シュトーレン /OSHIMA(京都)
去年はノーマルタイプを購入したので、今年は抹茶シュトーレンを選びました。宇治抹茶を使用した生地の緑の濃さに胸が高鳴ります。そして生地には、くるみ、大納言、栗の甘露煮、渋皮煮といったよく和菓子に使用されるような食材が混ぜ込まれています。隠し味のホワイトチョコがどう効いて来るのかが楽しみ!
「そう来たか〜」。
思わずそんな声が漏れてしまったのは、口に入れた瞬間感じたのは、ホワイトチョコの甘さとバターの芳醇な香りだったから。すごく上等な洋菓子といった印象。見た目はめちゃくちゃ和なのに、食べた印象は逆を行く。抹茶がメインというよりは、甘さが出過ぎないように引き締めてくれているような。そういう印象を持ちました。抹茶の味がしないわけじゃないんだけど、どうにもホワイトチョコが強くて。私みたいに先入観を持ちすぎると実物とのズレが出ちゃうかもしれません。でも総じてOSHIMAのシュトーレンは、どちらも美味しい。お好みに合わせて選んで見てください!
【住所】〒610-0112 京都府城陽市長池河原8-8
【営業時間】平日 7:00-16:00 土日祝 7:00〜16:00
【定休日】火・水曜
シュトレン ピスターシュ/パティスリーエス(京都)
今回唯一のマジパン入りのシュトーレンで、「ピスターシュ」の文字に惹かれて手に取りました。生地にはクランベリー、レモン、オレンジのほか、混ぜものとしては珍しいアプリコットや金柑も。金柑が入っているだけで、より冬のにおいを感じられますね。
肝心の味はというと、バターの豊かな香りを感じる上品な味わい。見た目こそ小さいけど、口に入れた瞬間にブワッと広がるフルーティーさ、そのギャップにやられます。それぞれが持つ甘酸っぱさやほろ苦さのバランスが絶妙なんですよ。ピスタチオ入りのマジパンは、ガツンとした豆感こそないけど、存在感バツグン。マジパン独特の甘さが苦手な人も食べやすいシュトーレンだと思います。
【住所】〒600-8425 京都府京都市下京区繁昌町300ー1 カノン室町四条 1F
【営業時間】11:00-19:00(LO18:30)
【定休日】水・木曜
【SNS】Instagram
シュトレンリンゴ/麦香房epi(長野)
「生地にふんだんにリンゴを使用した」という部分に惹かれて購入したepiのシュトーレン。リンゴの生産量全国2位の長野県にお店を構えています。ご当地ものっていいよね。はるばる大阪に来てくれて、ありがとうの気持ちになるってもんです。
こう見えて、食感はホロホロ。今回購入した他4品に比べると、圧倒的に甘さ控えめ。でも、だからこそフルーツの甘さが際立つように思います。中央に鎮座するリンゴはセミドライな印象。噛むたびに甘さがギュッと出てくる感じがたまりません。リンゴ以外のフルーツだと、レーズンやクランベリー。その他クルミ、カシューナッツ、かぼちゃの種が混ぜ込まれています。何よりもどれよりも素材の味が感じられるシュトーレンだと思いました。主役のリンゴも大きくて大満足です。
【住所】〒381-2206 長野県長野市青木島町綱島649−2
【営業時間】11:00-19:00(LO18:30)
【定休日】水・木曜
【通販】コチラから注文可(フルサイズのみ)
木輪(きりん)オリジナルシュトレン/木輪(福岡)
ビジュアルの力強さに惹かれて購入したのは、福岡「木輪」のシュトーレン。洋酒を使ったシュトーレンのコーナーにありました。シュトーレンに使用するフルーツとナッツは北九州の地酒「夢天心」で1年かけて熟成させたもの。ラム酒などで漬けるのが一般的なので、日本酒で漬けると、どんな味わいになるのか気になるところ。
でもね、そうは言ってもお酒じゃないですか。それなりにクセはあるだろうと思ってたんですよ。だけど、想像以上に食べやすいことに驚きました。お酒の風味は喉を通る瞬間にフワッと香る程度。全然主張してこない。これが洋酒だとすれば、例えばレーズンを噛んだ瞬間に独特な風味が口に広がるじゃないですか。あの感じがグッと抑えられてるのに、素材本来の美味しさそのままに、深みが増しているような気がします。それも写真を見てもらったら分かるとおり、ひとつひとつが大きいんです。しっかりと味わえるし、食べ終わりの満足感も高い。お酒があまり得意でない人は「地酒」というワードに尻込みするかもしれないんですけど、さっきも書いたとおり、洋酒に比べるとかなり食べやすい印象なので、気になるなら、その直感は信じて大丈夫。めちゃくちゃ美味しいシュトーレンです。
【住所】〒807-0856 福岡県北九州市八幡西区八枝3丁目10−1 木輪永犬丸店
【営業時間】8:00-19:00
【定休日】火曜・第3日曜・不定休
まとめ
今年もいろいろな種類のシュトーレンが味わえたので、これにて2021年冬も悔いなく終われそうです。まあひとつだけ悔いを話すとすれば、出遅れてしまったことですね。大体の期間は覚えてたんですけど、まさか終盤に気づくとは。催事は終わってしまったのですが、一部は店舗または店舗HPにて購入できますので、気になるものがありましたら、そちらをぜひ利用してみてください。
そして2020年版と合わせまして、22年の催事のときにでも、この記事のことを思い出してもらえたら幸いです。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。ステキなクリスマスをお迎えください!
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